モフィーの趣味のままに・・・おもむくままに!

西森渡船・筏(若狭大島)の釣行


目次

  • 今回の釣り旅行の計画
  • 釣行記録
  • 釣行結果
  • 釣行反省
  • 美味しく頂きました

釣行計画

今回は福井県大飯郡おおい町大島の西森渡船さんの筏へ行ってきました。

今回のメインターゲットはチヌと青物。同行者がかかり釣りでチヌ狙いするため、自分は青物狙いのノマセ釣りが中心です。
ノマセ釣りの餌を確保すべくサビキ釣りを並行して「アジ」「サバ」を狙っていきます。
タイラバもいくつか持っていき暇を見てやってみようと思っています。

今回の用意した仕掛けとメインターゲット

<サビキ>
・メインターゲットはアジ、サバ。ノマセ仕掛けの餌に。
 大きい針の仕掛けも用意しているのでサイズUPも狙いたい。
<ノマセ>
・サビキで釣れたアジを付けて泳がせに。
 メインターゲットはブリ系統。青物御三家のカンパチやヒラマサとかも。若狭湾で良く釣れるサゴシもあり。
 底ノマセでヒラメやマゴチにも期待。
<チョイ投げ>
・筏でチョイ投げとは??と思わる方多いでしょう。
えぇ、周囲見ててもやってる人は見たことないですw
ただショアから狙えない位置に投げれるので、大きいサイズのシロギスやカレイを狙うことができます。
<タイラバ>
・かかり釣りの外道で意外と大きな真鯛が釣れるようなので、50アップの真鯛を狙いたいですね。
 ただ、エサ釣りが調子よかったら出番ないかも。

釣行記録

AM0:00 現地到着。

渡船の時間はこの時期だと4時半前後のためかなり早い現着ですが、近場の駐車場を確保したいため早めの現着からの仮眠タイム。

AM3:30 起床・準備

この時間になると他のお客さんが準備し始めザワザワしてきます。
早い人はもう船に乗り込んでスタンバっていたり(気が早すぎw)

歯を磨いて・トイレ済ませて・乗船名簿書いて、酔い止め飲んで・・・
船酔い・波酔いに自信ある人も約半日揺られ続けるので、酔い止めは飲んでおいて損はないです。
そして各自の荷物とレインコートの上着と長靴、そしてライフジャケットを忘れず装着(ライジャケはないと乗船できません)。
5月下旬ですが、陽が昇る前はまだまだ肌寒いので天気が晴れでもレインコート着た方がいいですね。

AM4:30 出船・釣り開始

西森渡船さんは5エリアの筏があり、近いところから順番に降ろしていってくれます。
今回は涙水の1番を選択したので、やや遠目。とはいうものの乗船時間は10分くらいです。
移動時間は10分もないですが、荷物や人の乗り降りがあるので致し方なし。

まだ薄暗さが残る時間帯、しかし朝マズメは目前のため急いで準備します。

まずはノマセ釣り。潮流が早いため一発目は底ノマセを選択。
様子を見てウキをつけた表層・中層狙いのノマセもしたいところ。

エサはとりあえず持参した冷凍アジ。

サビキやかかり釣りでアジが釣れ次第、泳がせノマセに移行です!

AM5:00 サビキにバイト!

コマセが効き始めた5投目にアタリあり。
タナを少しずつ探り、底に着底→1シャクリ→リール1回転の、底から1mくらいのタナでヒット!
釣れたのは念願のマアジ!これは幸先ヨシか!?

アジは群れで回遊するので、ノマセの餌変更は後にして、
続けてサビキでアジを狙っていきます。

AM6:00 サビキの反応なくなる

アジが計3匹釣れたところでアタリがなくなりました。
ノマセの餌としては心許ないところです。
とりあえず底ノマセに1匹、残り2匹は蓋つきのバケツに入れてロープにつないで筏の下で漂わせます。
エアーポンプで活かすよりも元気でいてくれるので、筏ではすぐ餌にしない・捌かない分はこの方法で活かしています。
(大型魚のときはストリンガーをつけて泳がせておきます)

AM7:00 天気予報とは打って変わって快晴に。

天気予報では最終的に1日中曇りで、その前が雨マークもチラホラあったので雨対策をしていたのですが、 気づけば滅茶苦茶天気の良い快晴になりました。これぞ五月晴れってやつですかねw

空模様とは異なり、釣行の方は今ひとつ。
ただ魚影が非常に濃く、水面下の見える範囲でウヨウヨしているのが見えます。

ただ、オキアミやアオイソメには反応を示さないので、何だろうかと・・・。

かかり釣りのコマセに寄ってくるようなので、試しにサビキ仕掛けをそこに入れて待ってみると、強烈なアタリがっ!!!

このとき使用していた仕掛けがProTrustのパニクルサビキ4号だったのでハリスが0.8号です。
非常に細いのでデカイやつには不適合なのですが、アタリが強烈なだけでそのあとはその場でグルグルする感じでそこまで暴れないようなので、 時間をかけてゆっくり引き上げると、30㎝近い青物?が釣れました。

お寿司屋さんでもお馴染みのコハダの成魚で「コノシロ」でした!
コハダの寿司はたまに食べますが、コノシロとしてはメニューを見たことないな・・・と思いつつ、 バッカンに入れて観察したり、コノシロについて調べてました。

こやつ、光物グループではあるものの、青物グループには入れない残念な子らしいです。
青物の人気魚種として「アジ」や「ブリ」等は良く耳にしますが、「コノシロ」はまったく聞かないですよね。
それもそのはずで、この子は小骨が非常に多く食べづらいので釣りのターゲットにされない=青物グループから外れるようです。

観察している分には綺麗な魚体なんですけどねぇ。

実はこのあと終日に渡りコノシロさんは釣れまくるのですが、そのどれもが25㎝前後で、 一番大きい子が30cmと、生体としてはほぼ最大サイズが釣れました。

あまりにも釣れるので、大きい10匹をキープ→お土産にしました。

福井県小浜市街方面の景色
福井県小浜市街方面の景色
かなり大きいコノシロ
かなり大きいコノシロ

AM8:00 ヒイラギ・コノシロがちょくちょく釣れる

かかり釣りでアジ1匹釣れていました。
サビキは相変わらずコノシロが釣れるのと、小さいヒイラギが底でヒットしています。
いま乗っている筏の下はコノシロとヒイラギに占領されてしまって、他のお魚さんが余り近寄れないのでは??と思うほどですw

かかり釣りの団子を落とすたびにコノシロがワ~っと群がってたり、
サビキのコマセを充填して落とすたびにコノシロがワ~っと群がってたり・・・、

まぁ見ている分には楽しいのでいいんですがね~。

AM9:00 想定外の暑さ

曇りで快適かなーとは何だったのか。というくらい快晴で暑さが増してきました。
とはいうもののまだ夏日レベルで真夏日には到達しない予報ですが、レンタルパラソルで日陰を作って直射日光を避けながら釣りをします。

ノマセ釣りは音沙汰なし。まだ潮流が早いので底ノマセだけ継続。

サビキは相変わらずコノシロの引きを楽しんでいますが、少しずつアタリが遠のいていっています。
朝マズメ・地合いが間もなく終わるのでしょうか。

他の魚種もみたいため、チョイ投げ仕掛けを準備し、アオイソメ・アカイソメでチヌや根魚・シロギスを狙ってみます。

ノマセとチョイ投げ
ノマセとチョイ投げ

AM11:00 お昼タイム

サビキを除くどの釣りもアタリがなく、チョイ投げに至ってはウミケムシしか釣れない状況。困ったものです。

アタリがなくなったので早めのお昼ご飯に。
アウトドア好きの同行者にお任せ状態ですが、DAISOで揃えた道具だけで白米炊いて肉を焼いてくれました。
DAISOのメスティン・ポケットストーブ・固形燃料・固形燃料用受け皿のセットでバッチシお手軽に白米が炊けるようで、防災用品としても優秀だとか。

肉はスーパーで売っている味付け済の鶏と豚。1パック300円前後の安いやつですが、海で食べるだけでめちゃくちゃ美味しいんですよね。

PM0:00 仮眠タイム

お腹が膨れたところで眠気が襲ってきたので仮眠タイム。
どちらにしても潮止まりかつお昼時は釣れづらい時間帯なので、夕方に備えて休息します。

持参した銀マットを敷いて横になると、筏の揺れが心地よく即落ちですw

PM1:00 後半戦に備えて準備

後半戦に備えてコマセの追加をします。
前半戦はチヌグルメとアミエビでしたが、後半戦はアジパワーとアミエビでよりアジ狙いに。

仕掛けは少し改良し、サビキの下にグレ針を追加しアオイソメをセット。
兎にも角にも何かしら釣ってやろうにかかります。

ちなみに、前半戦の残りコマセを使ってサビキ仕掛けを投入すると、釣れるのはやはりコノシロ&ヒイラギ。

若狭大島側の景色。海の色と水面に映る木々の緑のコントラストが美しい。
若狭大島側の景色。海の色と水面に映る木々の緑のコントラストが美しい。

PM2:00 同行者のノマセ仕掛けに強烈なアタリ

暑さのピークに達する昼下がり、仮眠したのにまだ眠気が残るのも、アタリがコノシロくらいでどうしたものかなと思っていたとき、ドラグが大きく鳴り響く。
同行者が投げていた底ノマセに強烈なアタリあり。ラインが勢いよく出ていきドラグの鳴り響く音が眠気を一気に飛ばしてくれます。
乗った(針掛)したことを確信して大きく合わせバトルをするものの、あまり引きが感じられない模様。ただ重さは感じるので、まぁあやつかなと。

あやつに間違いなくエソさん。ただサイズはびっくり級。
60cmオーバーの70に近いサイズで同行者自己ベスト。
これに彩かってこちらにもアタリが欲しいっ!

エソさん、すごく大きいです
エソさん、すごく大きいです

PM3:00 コノシロ祭じゃぁ!?

コノシロくらいしか釣れん!
こやつももう半分くらいのサイズなら泳がせにいいかもしれないけど、
25㎝がアベレージで釣れるのでデカすぎる。。。
もっとも、それに食いつくフィッシュイーターなら・・・と執筆時点では思う所だけど、 眠気と闘っていたこの時ははとりあえず残していた朝に釣ったアジで頑張ることしか頭にありませんでした。

コノシロ祭と書いていますが、その通りでサビキ一投で2~3匹が釣れるペースになっていて、 アジパワーで作ったコマセが効果抜群だったのかな?と。
これがアジだったらな・・・と思いながら、コノシロの引きを楽しんでいました。

PM4:00 全納竿へ

17時(PM5:00)に回収されるので余裕をもって納竿に。
残体力的にゆっくり片付けることになるので1時間前からお片付けです。

釣行結果

なかなかに厳しい釣果でした。釣れたことは釣れていますが狙いの本命は不在の結果となりました。

サビキ仕掛け

コノシロ(20cm~30cm)40+
ヒイラギ(~10cm)30+
アジ(10cm~15cm)4

※ アジは全てノマセの餌になりました。

釣果写真
急いで片付け・捌いたため写真撮ることを忘れました。

ノマセ仕掛け

エソ(60cmUP)0

※ 釣ったのは同行者なので自身の釣果としては0です

釣果写真

チョイ仕掛け

釣果なし-

※ 強いて言えばウミケムシとヒトデくらいでした

釣果写真

タイラバ

釣果なし-

※ 実釣時間30分くらい

釣果写真

釣行反省

前週までの釣果情報ではチヌやマゴチが上がっているようでしたが、今回はタイミングがただただ悪かったような気がします。

大雨の後というのも影響大きいのでしょうか。

西森渡船さんへは次回11月頃を予定しているので、その時にベストなタイミングが来ることを期待したいと思います。

美味しく頂きました

今回お持ち帰りしたのはコノシロとエソ。

コノシロは酢漬けにしたお刺身と三枚に卸して天ぷら風に。
コノシロの稚魚のコハダは酢漬けにすると小骨が溶けて気にならなくなるというネット記事を参考に調理しましたが、 1時間程度漬けただけでは微妙な結果に。ただ味は非常に美味しく他の青物と大差ない美味しさでした。
天ぷら風の方は小骨三昧といった感じですが、気をつけてしっかり噛みしめればどうということなく。
たまーに噛み切れないのがあるので注意は必要です。

エソは三枚に卸した後すり身へ。半分は煮物に、半分は天ぷら風に揚げてみました。
エソさんは身はふっくらしているのですが味っけないところが残念ですが、塩コショウと生姜でしっかり味付けをすることで非常に美味しく仕上がりました。
残り半分のすり身はそのまま煮つけに入れつみれに。煮つけの出汁がしみこんでこちらもとても美味。

コノシロのお刺身(酢漬け)と天ぷら風、エソのすり身の天ぷら風
コノシロのお刺身(酢漬け)と天ぷら風、エソのすり身の天ぷら風
エソのすり身つみれの煮物
エソのすり身つみれの煮物


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